I*D-アイディー

ジュエリー、実践心理学で、30代40代50代女性の人生を変える、生き方を変える、運命を変えるお手伝い。日本で唯一のパーソナルジュエリスト佐瑠女まきが運営するパーソナルジュエリーサロン

ジュエリー辞典 宝石別 プラチナ


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プラチナ

 

●コーディネート術

宝飾店カルティエの3代目ルイが、
“プラチナは貴金属の王だ” と宣言したほど、

プラチナは貴金属の中の貴金属。

金や銀に比べて、融点が非常に高く、
変色しないので、

まさに、“一生モノ”のジュエリー。

あなたが、“おばあちゃん”になるまで、
身につけたいジュエリーを探すつもりで、
プラチナのジュエリーを選んでくださいね。

 

●宝石ものがたり

プラチナは火成岩中に産しますが、
鉱石に含まれるプラチナ粒は微細なため、
肉眼では判別できません。

川砂、川砂利、あるいは氷河堆積物中などの二次的な漂砂鉱床で、
プラチナ粒として産し、稀には、塊として産します。

プラチナという名前は、スペインの将校が南米コロンビアでこれを発見し、
本国に、“プラチナ・デル・ビント(ピント川の小粒の銀)”と報告したのが由来です。

プラチナは、科学的に安定していて腐食に強く、
銀と違って大気中で錆びません。
融点が1773℃と、金(1063℃)や銀(960℃)に比べて非常に高く、
また、柔らかく、細工が容易なので、
かなり複雑なデザインのジュエリーも、制作可能です。

純プラチナをPt1000とし、純度90%のものは、
Pt900、純度85%のものはPt850などと、表記されています。
日本では純度が85%以上ないと、プラチナとは認めていません。
また、金や銀と同じく、刻印がされています。

 

●癒しと活用術

プラチナは、ヨーロッパで溶かし方が発見されるまで、
歴史上、ほとんど登場することがなく、

18世紀になってようやく“プラチナ”という名前が
ついたほどです。

そのため、歴史上、ほとんど登場しません。

プラチナは、“触媒”といわれ、
“触媒”とは、自分は変化せず、
他の物質を変えてしまう働きのことで、

プラチナは、自動車の排気ガスを、
無害な炭酸ガスや窒素、
水蒸気に変化させてしまうらしいのです。

さらに、プラチナは、制ガン効果があり、
“プラチノール”という薬も市販されているそうです。

また、心臓のペースメーカーにも使用されているそうです。

装飾品としてのプラチナは、
どの宝石とも相性が良く、


プラチナの持つ激しさに合うように、
宝石自体が最も強いエネルギーを放つようになる…と
いわれています。

過去にはあまり登場しないプラチナですが、
未来には、今よりもっと登場する機会が増えそうな金属。

そんな、未来に活躍が期待されているプラチナを、
あなたも身につけてみませんか? 

 

●メッセージ

プラチナは、長い間、銀だと思われてきました。

また、プラチナは、
砂金を掘ると、一緒に採れるのですが、

分離しにくく、しかも溶けにくいので、
昔は、捨てられたり、埋めもどされていたそうです。

また、ようやく製品になっても、
金の代役でしかなく、

プラチナに金メッキした偽造金貨が、出回ったりしたそうです。

ドイツの学者が、ヒ素を使って、
プラチナの融点を下げる効率的な方法を発見し、


その方法で、ルイ16世のお抱えの金細工師だった
ジャネスティが、命がけでヒ素を使い、
様々な作品を作ったことから、

ようやく宝飾品として加工されるようになったのです。

その後、1900年代に、カルティエが
プラチナを大量に使用したジュエリーを発表してから、
世界中に流行するようになったのです。

溶けにくいので、扱いにくいと、
長い間、何の価値も認められなかったプラチナ。

溶けにくい。扱いにくい。
それが、長い間、プラチナの欠点でした。

ですが、
今では、融点が高く、溶けにくいことから、

永遠の愛の象徴として、
ダイヤの婚約指輪や、結婚指輪として、
人々に親しまれています。

しかも、金よりもずっと高価な金属として、
扱われています。

プラチナの“融点が高く、溶けにくい”という、
大きな欠点は、
実は、すごい長所だったのです。

もし、あなたにも、大きな欠点があるとしたら、
それは、とても大きな長所です。

あなたに、その欠点があることで、
あなたが助かっていることが、必ずあるはずです。

もし、あなたに欠点があるとしたら、
この機会に一度、よく自分を観察してみて下さい。

ひょっとしたら、
ものすごい長所が発見できるかも、しれません。

そして、そのおかげで、
あなたが助かっていることはありませんか?

 

●おまけ

雲仙の普賢岳で犠牲となった、
若いジャーナリストの形見。

それは、プラチナの結婚指輪でした。

近くに散らばっていた100円玉は、

どれも黒く焼け焦げていたのに、

プラチナの結婚指輪は、

へこみもせず、

黒ずみもせず、

銀色に輝いていたそうです。 

 

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