パーソナルジュエリー7つの役割

自分が自分であるために身に着けるパーソナルジュエリーの役割

パーソナルジュエリー7つの役割

人は紀元前3500年頃から始まったとされるシュメール文明の頃から、すでに指輪を身に着けていました。
そもそも、宝石、ジュエリーとは、単に外見を飾る装飾品ではなく、
「お守り」「継承」「誓い」「信仰」「信条」「思い出」などという、
個人的な思いや意味を込めて、身に着けるものでした。
そして、そうした歴史をふまえて、
現代を生きる私達にとって、
ジュエリーが果たしてくれる役割について、ご紹介します。

その1 『人生の相棒』

ジュエリーは、直接肌に身につけるもの。24時間365日、貴女の大切な恋人や親友よりも、誰よりもそばで、いつも寄り添ってくれます。貴女の大切な恋人や親友さえも知らないような、心に秘めた思いや、本音を、黙って静かに分かち合ってくれたり、誰にも見せない涙を、そっとぬぐい、優しく癒してくれたり、無言で励ましてくれる存在。また、誰にも頼ることができない状況で、一人で何かを乗り越えなくてはならないとき、「ちゃんと見てるから大丈夫だよ」と、だまって見守ってくれる心強い存在。時に励まし、時に勇気づけ、時に背中を押してくれる、大切な『人生の相棒』としての役割を果たしてくれます。

その2 『人生の指針、ガイド』

古来から、ジュエリーは、装飾品としてだけでなく、宝石言葉やカタチ・シンボルなどに『自分の思い・在り方』を込めて身に着ける、自分の信条や信念を、常に忘れないように心に深く刻むために身に着けてきました。そもそも本来のジュエリーとは、そうやって、自分の思いを忘れない、常に心に留めておくために、思いを込めて自分のために身に着けるものでした。個人的な思いを込めて身に着けたジュエリーを見たり、触ったりすることで、常にそれを思い出す、忘れないようにして、自分の心と行動、態度を一致させて、自分の生き方や在り方を大事にしながら自分を生きる。コアな自分、自分軸を持って生きる『人生の指針、ガイド』としての役割を果たしてくれます。

その3 『人生のお護り』

古来から、ジュエリーは、自分の身を守る『お護り』として、はるか遠い昔から、身に着けられてきました。それは、私達人間が、はるか何億年もの時間をかけて生み出した、「宝石」という地球の破片(かけら)に感じる神秘性や、永遠性、圧倒的な存在感、パワーを感じたから。宝石を通じて、自然への畏怖の念、地球の偉大さ、この世界を創った創造主、神のような存在、目には見えないけれど、確実にある世界の存在を感じ、宝石をその象徴として大切に扱ってきました。先が見えない未来の不安は、どんな時代の人も同じ。宝石の持つパワーをあやかりたい、その力に護られることで、様々なことを乗り越えられるよう、お護りとして自然と身に着けるようになったのは、ごく自然なこと。宝石が何かをしてくれるわけではないけれど、身に着けると安心する。パワーを感じられる。現代に生きる私達も、「自分の人生を生きる」お護りとしての役割は、昔も今も変わらない役割の一つです。

その4 『生き方のお手本』

「あなた」という人が、世界で一人しかいないように、宝石もまた、同じものは一つとしてありません。また、宝石は、原石のままでは輝いておらず、その石を最大に美しくするためにカットして磨くからこそ、美しい宝石となる。それは人も同じこと。ただ足が速いだけでは、オリンピックに出れないように、自分の、素質、性質を活かし、最大に発揮するためには自分を磨くことが大事です。宝石は、あなた自身が、すでに世界で一人しかいない宝石のような存在であることに気づき、その価値ある存在の自分を最大に活かすことで宝石のように輝くことができるのだと教えてくれる、人生のお手本なのです。

その5 『ジュエリーを通じて自分と向き合う』

仏像が、その時々に違う表情に見えるように、ジュエリーもまた、その時々によって、様々な表情を見せてくれます。それは、ジュエリーに自分を投影して見ているから。ジュエリーを見ることは、自分の心の状態、無意識の心の在り方を見ることでもあります。その時々の自分の心の在り方、自分の状態を確認する、見て、ジュエリーを通じて自分と対話する。自分と対話する、自分と向き合う、自分の心の鏡としての役割も果たしてくれます。

その6『地球とつながる』

宝石は、何億年もかけて、地球の中心近く、奥深くで生まれ、地殻変動や、火山の噴火など、様々な地球の活動により、地表近くに出てくることで、わたしたち人間と出合います。宝石は、地球の破片(かけら)であり、母なる地球が私達人間に遣わした、最大の贈り物。様々な種類の宝石や、同じ種類の中でも、個体差によって周波数が違います。小さくて、どれも同じに見えるような宝石の中にあって、不思議と惹かれる、何かしらの縁を感じ、自分の手元にやってくる宝石は、同様に、世界で一人しかいない存在である自分と共振共鳴し合っています。宝石と人とが共振共鳴し合い、ともに成長していく。地球の一員として、地球とつながり生きる橋渡しの役割を果たします。

その7『宇宙とつながる』

人が一人ひとり違う周波数を発しているように、宝石も一つひとつ違う周波数を持っています。自分と相性のいい宝石とは、自分の持つ波長、周波数と宝石の持つ波長、周波数が合う、共振共鳴する個体です。宝石は『スピーカー』としての役割を果たして、持ち主の思いを磁化して発信し、それにみあった周波数のものをキャッチするのが得意です。また、小さな宝石を大事にする気持ちも磁化して発信するので、その思いと同調するような出来事が起きる、自分のところにかえってくることもあります。ジュエリー、宝石を介して、宇宙に自分の思いを発信し、宇宙がそれを返してくれる。そうやって宇宙と響きあいながら、宇宙の一員として自分の人生を創造していく。宇宙と一つのハーモニーを奏でながら、宇宙とつながり生きる橋渡しの役割も果たしてくれます。