●宝石プロフィール

 

ローズクォーツは、ピンク色をした水晶。
和名では、紅水晶と呼ばれています。


ローズクォーツは、
大抵、石英のように、「塊状」として産出されますが、
ロッククリスタル(水晶)のような
六角柱の「結晶体」としても産出されることがあります。

また、
時折、「スターローズクォーツ」という、
カボションまたは球体に研磨した時に、
スターサファイアのようなスターが出るものや
キャッアイのように、光の筋が入るものもあります。


ローズクォーツのピンク色は、
石に含まれる少量のチタンに起因するものと
考えられています。

 
 
 
 
 

●宝石ストーリー

メソポタミア(現在のイラク)で発見された、
ローズクォーツのビーズは、紀元前7000年前のもので
はるか古代から、人々は、
ローズクォーツを扱ってきた歴史があります。


約紀元前800年~600年頃から、アッシリア人は、ローマ人と並び
ローズクォーツを最初に宝飾品として、使用してきた可能性があります。


ローマ人は所有権を示すためにとしてローズクォーツを使用し、


エジプト人は
ローズクォーツが老化を防ぐと信じていました。


ローズクォーツのピンク色は、
愛と美の女神、ヴィーナスの愛の色とされています。

 
 
 

●癒しと活用法

 

ローズクォーツは、ヒーリングストーンとして、
とても強いパワーを発揮すると
信じられてきました。


自分の魅力を増したい時、
イメージを強めたい時に、力を発揮してくれると
いわれています。


ペンダントとして胸に下げると、
あなたの胸のチャクラを刺激し、
あなたを癒してくれると同時に、

ビーナスからの愛を注ぎ、
あなたが自然に愛を受け入れ、
そして自然に表現できるようにサポートしてくれます。


愛と美の女神、ヴィーナスが、
魅力的な女神であるように、
あなたが魅力的な女性になるために、
その魅力を惜しみなく、あなたに与えてくれます。


対人関係はもとより、
人を惹きつける魅力を増してくれます。

 


また、ピンクという色は、
皮膚細胞の再生力を活発にしてくれる働きがあり、
実際にピンク色の空気をイメージして、
体の中に取り込む「カラーブリージング」という方法も
あるので、

 

ピンク色をした、ローズクォーツも、
アンチエイジング、美肌に効果があると
いわれているのかもしれません。

 



 
 

●ジュエルメッセージ

「自分を愛し、自分を許し、自分のすべてを受け入れましょう。」


まずは自分を愛すること。
自分を好きになること。

自分を愛し、自分を許し、自分を受け入れ、自分を肯定する。


自分が自分を愛すること、自分のことが好きだから、
人を愛し、人から愛されることができる
愛の交流ができる関係が成立します。


自分が自分を愛していなければ、
自分のことを愛してくれたり、
好きになってくれる人から
愛を受け取ることができません。


自分を愛せていない、自分が好きではない状態でも
人を愛する、好きになることだってできると
思うかもしれませんが、


自分を愛せていない、好きではない状態で
人を愛する、好きになると、
(無価値観からくる自己否定の状態)


自分が自分を愛せていないぶん
自分が自分を好きではないぶんを
相手に愛してもらう、好きになってもらうことで
肯定したい、
補いたいという思いが根底にあるか


自分のことを顧みず、
自分以上に尽くすことになり(犠牲)
それもまた、上記と同様、
自分への愛の欠乏から、相手に尽くすことで
他者に役立つことにより、
自分を肯定したい、補いたいという思い(補償行為)であって
それもまた愛とは言えません。


また、人によっては、
自分が自分を愛せてないと、
自分のことを愛していると言われると腹がたち、
迷惑だと困惑し、

褒められると嫌な気持ちになり、不快になり、
怒りを覚える人さえいます。


なぜなら、
自分が愛してもいない自分を愛してくれるなんて
信じられないし、
自分が嫌いな自分を好きでいてくれるなんて
信じられないからです。


これでは
愛を受け取るどころか、愛を拒絶し、愛を遠ざけ、
受け入れられない、愛の受け取り拒否の状態。


だから
まずは自分が自分を愛する。
自分を愛しているから、自分を大切にできるし、
自分を愛しているから、自分の望みや夢を
自分自身が、実現させたいと心から思える。


そういう自分だからこそ、
他者も同様に大切に思えるようになる。



だからまずは
自分を許し、
自分のすべてを受け入れ
自分を肯定する。


ローズクォーツは、
自分を愛することの大切さ
自分を愛するレッスンの大切さを教えてくれる宝石。


ローズクォーツを身に着けていく中で、
愛と美の女神、ビーナスから、
愛の真髄を、直々に学んでいくのです。

 

●心理的テーマ

・自己愛
・自己イメージを高める
・ハートチャクラを開く
・繊細な心を和らげる
・自己受容
・自己肯定
・人からの愛を受け入れる
・真の優しさ
・女性性を高める

●宝石データファイル

 
 
鉱物名 ローズクォーツ(紅水晶)
結晶系 三方晶系
化学組成 二酸化珪素
硬度 7
鉱物学的注意事項あれば  
 
 
 
 

●お手入れ

やわらかい布で拭く
水での洗浄
超音波洗浄は避ける

●その他